山で屁をこく

先日、新婚旅行でイタリアに行ったときの話し。

ローマのフィウミチーノ空港に着いた。
長い飛行機の旅の疲れをリフレッシュするため、妻が歯磨きしたいと言い出した。
私も同感と思い、空港に入ったすぐのトイレで歯磨きした。
さっぱりして出てくると妻は未だのようだった。
そういやコンタクトレンズを入れると言っていたなと思い、しばらく待っていると公衆電話が
目に入った。出発時にも実家に何も連絡してなかったなと思い電話に近づいてみると、
なんと使用方法を日本語でも書いてある。さすが国際空港と感心した。
またクレジットカードが使えるようだ。現金ユーロを全く持っていなかったので、
コレ幸いと使用方法にそって実家に電話を掛けた。
「ああ今ローマに着いた」
「そうか、」
「今回の旅行は無理するとこないから、まあ心配無用や」
「そうか」
「そんじゃあ、無事帰国したらまた連絡するわ」
と、ほんの３０秒足らずの通話時間だった。

帰国後、クレジットカードの明細が届いた。
通話代として、4,900円程度請求されていた。
「へ？たった30秒程度で4,900円？なんじゃこれ？」
とりあえず、インタネットで調べてみた。
「国際電話+クレジットカード+トラブル」で検索かけてみると出るわ出るわ。
ローマだけでなく、世界中で大勢カモられていた。
この分じゃ日本人だけでもすっげー金額になってるんじゃない。
この件については「国際電話のかけ方110番」というページが判りやすい。
日本語の説明書きのある同じ型の公衆電話は、
テルミニ駅などローマ市内の至るところで見かけた（というか世界中にある様ですね）ので、
皆さんもご注意を。
「国際電話のかけ方110番」にも書かれている通り、クレジットカードを使用した海外からの電話
は避けたほうが無難かもしれません。
しかし公衆電話の写真撮っておけば良かった。ここでアップできたのに、それが残念。