富士山に行く (1)

Achernar

2007年07月19日 10:50

先週末は台風来襲の中、I氏、S氏と共に富士山に行く。
その模様をレポートする。

14日(土)
 AM6時30分 I氏所有の車で京都を発つ。

 中央道恵那峡SAで休憩。台風来襲と言えど3連休。
 バスツアー客の恥じらいを無くしたオバサン達が、婦人用が行列なたま、
 紳士用になだれ込んでいた。行楽日の風物詩である。

 お昼
 甲府市内の「小作」にて郷土料理の「ほうとう」を頂く。「豚肉辛口味」1,500円なり。
 量が多い。大食いのI氏ですら、腹一杯宣言。女性、子供で完食する方は稀ではなかろうか。
 ボリュームを3割減として1,000円くらいで提供すれば、観光客だけでなく地元Peopleも
 来店し易いのではと思う。ともかく、美味しかった。機会があれば、また来たい。

 夕刻
 富士スバルラインで富士山5合目に到着。天候は雨、視界も悪く山容など、まるで見えない。
 宿泊先の6合目「星観荘」まで、雨中歩いていく。標高も高く、自然の中を歩いているので
 雨降りと言えど清々しさを感じる。

 夜 星観荘にて
 宿のオヤジさんは怖そうな風貌であるが、とても優しい方であった。娘さんも、「看板娘」の名に
 偽りなしの別嬪さん。しかも、いまどき珍しいくらいの気立ての良い娘さんであった。
 「台風が来るのに何で来るのよ。馬鹿じゃない?」って感じで迎えられるかもと思いもしていたが
 全くそんな事は無く、「折角、登山の計画を立て来て頂いたのに、荒天で申し訳ございません」
 って、天気は誰の責任でもないのに恐縮した感じであった。
 宿泊客は我々を含め3グループで全6人。ほとんどが台風のためキャンセルした模様。
 ハンバーグ定食を頂き、広びろとした寝床で宿のビールと持ち込みの焼酎で、粗宴。
 夜も深まるうちに雨脚も段々と強くなり、予想はしていたが、明日の登頂は無理っぽくなってくる。
 激しく屋根を叩く雨音を聞きながら、早々に明朝撤退することで意見が一致した。
 午後9時過ぎ、土砂降りの中、清楚な感じの30代の女性2名が宿に到着。
 「折角きたので登れるところまで、登ります!」と出発して行った。
 夜、土砂降り、しかも風も出てきた中、何が彼女達を山に駆り立てるのか?
 綺麗どころ加入の宴になるかと期待したが、残念無念。ここらで、就寝。